前川麻子 1967年東京生まれ
幼少期よりNHK東京放送児童劇団にて舞台・テレビドラマ・ラジオドラマ等に出演、その後、舞台芸術学院ミュージカル部に在籍中、映画「家族ゲーム」にてスクリーンデビュー、1985年より劇団 品行方正児童会を旗揚げ、作・演出・主演を担当。劇団解散後はフリーで活動しながら随時プロデュース・ユニット【アンファンテリブル】としての公演を企画。
アンファンテリブルの活動として1995年よりワークショップを主宰、単発・短期・長期さまざまなスタイルの試みを続けている。
ワークショップの主な出身者に吉岡睦雄（俳優）、小柳奈穂子（演出家・宝塚歌劇団所属）、趙 珉和（俳優）、櫻井拓也（俳優・「犀の角」「青二才」など）、千葉美紅（女優・「泥の惑星」「戦争と一人の女」など）らがいる。
また、2000年以降、小説家として多数の作品を発表。
現在、朝日カルチャーセンター新宿校において「プロ作家による小説講座」を担当。
【アンファンテリブル】
作・演出・プロデュース作品に、
「センチメンタル・アマレット・ポジティブ」
「主婦マリーがしたこと」
「ほんまにしあわせなんか？」
作・演出・プロデュース及び出演作に、
「ソウル・オブ・カラーズ」二人芝居シリーズ40作
「愛のゆくえ(仮)」
外部企画への参加作品に、
龍昇企画「モグラ町」シリーズ3作における作・演出、
龍昇企画「台所純情」作・演出・出演、
オフィスコットーネ・プロデュース「コルセット」作・演出※（動画）、
鵺的「昆虫系」（高木登作、寺十吾演出）出演、
Mrs.fictions「15みうっちMade」（中嶋康太作・演出）への出演など。
受賞歴
1986：
映画「母娘監禁・牝」（荒井晴彦脚本、斉藤信幸監督/にっかつ作品）での主演において
ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、おおさか映画祭最優秀新人賞を受賞
1989：
一年間の舞台活動において
初日通信大賞最優秀主演女優賞を受賞
シティロード読者選出年間ベストテン 男優・女優・舞踏手部門第一位に選出
1992：
「センチメンタル・アマレット・ポジティブ」の演出において
ニフティサーブ・Fステージファン投票年間ベストテン 演出部門第一位に選出
2000：
小説「鞄屋の娘」において
第六回小説新潮長篇新人賞を受賞
2012：
共同脚本及び出演の映画「愛のゆくえ(仮)」（木村文洋脚本・監督）が
第25回東京国際映画祭に正式出品、各地にて順次公開中