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【映画】「愛のゆくえ(仮)」 プロデューサー・撮影  高橋和博へのメールインタビュー

映画「愛のゆくえ(仮)」公開決定!
昨年末、この企画のために、前川麻子によって2つの台本が書かれました。
稽古での試演によって今回ダウンロード公開している1本が択ばれ、準備会がスタートしたのが3月。
公演に向けて、着々と公開稽古が重ねられています。
その間に撮影していた、もう1本の、試演によって「没」とされた作品が映画として完成しました。
キャストは前川麻子と寺十吾。
題名も同じ「愛のゆくえ(仮)」です。
オウム菊池直子容疑者逮捕後、高橋克也容疑者逮捕前に
映画版『愛のゆくえ(仮)』初号試写が行われました。
会場の前にはパトカーが沢山いましたが、この作品が平田信とその逃亡生活を支えた女
をモチーフにしているという情報も警察はチェックしてたのかはわかりません。
映画『愛のゆくえ(仮)』プロデューサーであり、カメラマンの高橋和博さんにお話を伺いました。
高橋和博
・ 今回この作品を制作する事になった経緯や映画化の理由などを教えて下さい
愛のゆくえ(仮)の準備会で、公演に採用された台本と映画になった台本、両方のエチュードを観ました。その時は、まだどちらが採用されるのか、私は知らなかったのですが、その後の打ち上げで、どちらが採用されるか知りました。私は没になった方の台本が採用されるのかと思っていたのですが…。前川さんに映画にするから、没になった台本くださいと言ったら、いいよと笑。ついては出演も寺十さん、前川さん、お願いします!見たいな感じです笑。
・ 撮影の際、意識していた事を教えて下さい
昨年末出頭した元オウム真理教の幹部、平田信とその生活を支え続けた女をモチーフにはしていますが、あまりそこには引っ張られずに、どこにでもいる40代の男女のドラマという事を意識していたと思います。
・ 現場で印象的だった事はありますか
エンディング近くの男が部屋から出て以降、男が新宿を歩くシーンは、ほぼノープラン。
寺十さんにお金渡して、「これでキップを買って、総武線の各駅停車に乗って、新宿で降りて、新宿コマに行ってください」と。よくやってくれたなと感謝してます。
・ 今後菊池直子とその生活を支え続けた男をモチーフにした映画を制作する事もあるでしょうか
いや、ないと思います笑。ポレポレ東中野での上映が決定しました。
上映活動に専念します。
・ 舞台版へのメッセージをお願いします
キャストの組み合わせ、寺十演出、前川演出。どう変わっていくのか?
楽しみにしています。
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監督のインタビューはいずれまた。
ポレポレ東中野で上映決定!
映画版『愛のゆくえ(仮)』